高品質な医療機器部品の製造に不可欠な曲げ加工技術

シオン製作所は、1923年の創業以来、医療機器部品の製造を手掛け、特に歯科医療に必要な精密部品を多く扱ってきました。

弊社の強みの一つである曲げ加工技術は、医療現場で使用される機器や器具の高い品質と精度を実現するために欠かせないものです。

この記事では、曲げ加工の重要性や具体的な技術について詳しく解説します。

シオン製作所の曲げ加工とは？

シオン製作所では、医療機器部品に求められる厳しい基準に応えるため、さまざまな曲げ加工技術を駆使しています。

特に歯科医療分野では、器具や部品の小型化・精密化が進んでおり、そのための曲げ加工が重要な役割を果たしています。

弊社では、最小直径1mmから最大40mmまでのパイプや棒材の曲げ加工を得意としています。
大・中・小のベンダーを駆使し、材質や形状に合わせて適切な加工を施します。

ステンレス、真鍮、アルミなどの様々な材質にも対応可能です。
これにより、曲げ加工の柔軟性が高く、多様なニーズに応えることができます。

また、薄肉パイプの曲げ加工にはパイプのへしゃげや、曲げ傷の防止のためにマンドレルを用いた曲げや、半田を使用した曲げ加工を行っております。
これにより、より精度の高い曲げ加工を実現しております。

医療機器部品に最適な曲げ加工とは？

医療機器に使われる部品には、高い精度が求められます。

特に歯科医療の器具では、患者さんの体内に挿入されるため、安全性と耐久性が非常に重要です。
シオン製作所では、こうした要求に応えるため、素材の特性を最大限に活かした曲げ加工を行っています。

例えば、ステンレスの細いパイプは非常に強度が高いですが、加工の際に曲げが不均一になると部品として機能しなくなる可能性があります。
そのため、弊社では、材質に合わせた曲げR（曲げ半径）や加工の際に素材がつぶれないように工夫をしています。
これにより、精度の高い部品が安定して提供可能です。

曲げ加工の適用範囲と応用事例

シオン製作所の曲げ加工技術は、歯科医療機器の細かな部品だけでなく、産業機器の精密部品製造にも幅広く活用されています。

例えば、内視鏡や注射針の部品製造においても、極小の曲げ加工が必要となる場面が多々あります。
こうした分野でも、弊社の加工技術は高い評価を得ています。

また、特殊な形状や複雑な構造を持つ部品においても、3次元の曲げ加工技術を活用することで、従来の加工方法では実現できなかった形状の製品を作り出すことが可能です。
これにより、医療機器の機能性を向上させ、製品の信頼性をさらに高めることができます。

シオン製作所の品質管理とサービス

医療機器部品は、精度だけでなく、品質管理も非常に重要です。
シオン製作所では、滋賀県長浜市にある工場で徹底した品質管理を実施しています。
製造過程での段階的な検査を通じて、納品前に全ての部品が厳しい基準をクリアしていることを確認します。

また、見積依頼や製作依頼についても迅速に対応いたします。
医療機器に必要な高精度な部品の製作をお考えの場合は、ぜひシオン製作所にご相談ください。

お客様のニーズに応じて、最適な加工方法をご提案し、信頼性の高い製品をお届けいたします。

まとめ

シオン製作所の曲げ加工技術は、歯科医療機器の精密部品に最適です。
高精度でありながら、素材に応じた柔軟な加工が可能なため、複雑な形状や特殊な要求にも対応できるのが強みです。
滋賀県長浜市の工場での徹底した品質管理を行いながら、お客様の製作依頼に迅速に応え、医療機器の製造における重要なパートナーとして、信頼性の高いサービスを提供します。

医療機器の部品製作における曲げ加工でお困りの際は、ぜひシオン製作所にご相談ください。

見積依頼もお待ちしております。