小ロット・異材質・図面なしOK｜ロー付け加工の委託先をお探しなら！

2025年11月10日

こんにちは。滋賀県長浜市の「シオン製作所」です。

製品開発や部品改良の現場で注目される「ロー付け（ろう付け）」という接合技術。
特に異なる金属を接合する必要がある場合や、試作段階での部品製作では、このロー付けが重要な選択肢となります。

しかし、ロー付け加工には専門的な技術と柔軟な対応力が求められるため、
「どこに相談すればよいかわからない」
「少量だけど引き受けてくれる業者が見つからない」
といった悩みを抱える方も多くいらっしゃいます。

この記事では、そうした方のために、小ロット・異材質のロー付け加工に柔軟対応できる相談先として、技術面・対応面で信頼できる企業の特徴を解説します。

小ロット対応のニーズとそのハードル

開発・試作の現場では、「数個単位の加工依頼」が必要になるケースが珍しくありません。

たとえば、
・新製品の試作パーツ
・修理用のリペア部品
・多品種対応の特殊部品

など、製造数は限られているものの、品質や納期が厳しく求められる場面が多くあります。

しかし、多くの加工業者は大量生産を前提に設備や人員を配置しているため、このような小ロット案件は“非効率”と見なされて敬遠されがちです。

✅ 治具や工程の調整が大変
✅ 少量では加工コストが割高になる
✅ 専任対応が難しい

こうした理由から断られてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、小回りが利き、柔軟に対応できる加工パートナーの存在が価値を持つのです。

ロー付け加工の大きな強みは、異なる金属同士を安定して接合できる点にあります。
とはいえ、材質の違いによっては熱の伝わり方や膨張率、酸化のしやすさなどが大きく異なり、それらを無視して接合してしまうと、クラックや変形といった不具合につながります。

以下のような異材質の組み合わせにも対応できる技術が求められます。

✅ 銅 × ステンレス
✅ 鉄 × 真鍮

そのためには、

・接合部の形状・寸法に合わせたろう材の選定
・バーナー加熱か炉加熱かといった加熱方法の最適化
・熱変形を防ぐ事前固定・治具の設計
・熱履歴を考慮した工程順序の設計

など、多角的なノウハウが不可欠です。

「金属が変わると、対応できるか不安…」という声もありますが、
経験豊富な加工業者であれば、試作段階から丁寧に検討してもらえます。

加工依頼時に「まだ図面ができていないのですが…」と遠慮される方も少なくありません。
しかし、構想段階から支援できる業者であれば、図面未定の状態でも対応可能です。

たとえば、

・手書きスケッチや参考画像をもとに相談
・使用条件や目的をヒアリングし、技術提案
・材質や接合箇所から加工方法を逆算
・試作→調整→再試作→量産という段階的進行

このような柔軟なやりとりができることで、結果的に完成度の高い部品づくりにつながります。
「最初から完璧に仕様を決める必要はない」
というスタンスの業者は、開発型のものづくりにおいて非常に心強い存在です。

具体的な図面がなくても、以下のような情報があれば、検討はスムーズに進みます。

📌 接合する部品の用途や役割
📌 使用される環境（温度・湿度・圧力など）
📌 接合後に求められる性能（密着性・見た目など）
📌 今後の展望（試作→量産への可能性など）

また、できれば以下のような情報も加えておくと、より精度の高い提案が受けられます。

✅ 材質（例：SUS304、C1100など）
✅ 加工履歴（焼入れ済みかどうかなど）
✅ 寸法公差の要件（重要箇所のみでもOK）

もちろん、こうした情報も“ある範囲で”構いません。
重要なのは、「まず相談してみる」という一歩です。

多品種・異材質のロー付け加工を中心に、数多くの試作・量産対応を手がける【シオン製作所】。
同社は、1個からの少量対応に力を入れつつ、仕様変更にも柔軟に対応できる体制を整えています。

【シオン製作所の重要なポイント】
・図面未定でもOKな相談体制
・1個〜数十個、100個以上の中ロットにも対応
・銅・鉄・ステンレスなど異材質の実績多数
・試作→量産までの段階的な開発支援

「うまくいくか不安…」というフェーズからでも、
加熱方式や固定具、工程の見直しなど、技術的な検討を重ねて対応してくれる企業です。

【こんな方におすすめ】

お問い合わせはこちら

#ロー付け加工 #ろう付け #小ロット対応 #試作加工 #異材質接合 #開発支援 #精密加工 #金属接合 #加工相談 #製造業 #試作相談 #構想段階相談 #多品種対応 #銅接合 #鉄接合 #ステンレス接合 #短納期対応 #技術相談 #ろう材選定 #構想段階から対応