2025年06月23日
ロー付け後に仕上げ加工はできるの?精度を高めるためのポイントを解説
「ロー付けした後に仕上げ加工って可能なんですか?」
歯科医療や産業機器に使われる精密部品の設計や製造に関わる方から、よくいただくご質問のひとつです。
結論から言えば、ロー付け後にも仕上げ加工は可能です。
ただし、材質や構造、加工内容によっては注意すべき点もあります。
この記事では、滋賀県長浜市に本社を構え、全国対応で精密部品の機械加工・ロー付けを行うシオン製作所が、
ロー付け後の仕上げ加工について、現場目線で解説します。
仕上がり精度を重視する医療機器・産業機器の関係者さま必見です!
ロー付け後の仕上げ加工は「前提」として行われることも
ロー付けは、接合強度・気密性・導電性などを目的として使われる金属接合技術で、融解温度はおよそ700℃。
この工程のあとに寸法精度の確保や外観仕上げのために追加加工(仕上げ加工)を行うのは、非常に一般的な流れです。
✅ よく行われる仕上げ加工の例:
・フライス・旋盤による面仕上げ
・バリ取りやバフがけ
・外径・穴径などの微調整
ロー付け時に発生するロウ材のはみ出しや微小な変形を、仕上げ加工で調整することで、より高い精度と安定した品質が実現できます。
✅仕上げ加工に適した材質とは?
当社では、以下のような医療機器 精密部品 ロー付および産業機器 精密部品 ロー付に対して、仕上げ加工を組み合わせた製造を行っています。
▶ 代表的な材質一覧
医療機器 精密部品 ロー付
・SUS303 ロー付
・SUS304 ロー付
・SUS440 ロー付
・SUS416 ロー付
・SS・SS400 ロー付
・S45C ロー付、S50C ロー付
・調質材(QT材)ロー付
産業機器 精密部品 ロー付
・SUS303〜SUS440 ロー付
・SS・SS400 ロー付
・S45C・S50C ロー付
・調質材 ロー付
これらの材質はいずれも機械加工との相性が良く、ロー付け後の仕上げ加工にも適応しやすいため、シオン製作所では一貫した対応が可能です。
なお、アルミのロー付けは、当社では専門的には対応しておりません。ご了承ください。
ロー付け後に仕上げ加工を行う際の3つの注意点
✅熱による歪みや膨張の確認
ロー付け時の熱影響により、部品の寸法に微細な変化が起こることがあります。
そのため、仕上げ加工前には精密な寸法測定を行い、加工基準を見直すことが重要です。
✅ ロウ材のはみ出しへの対応
ロー付け後は、母材からロウがわずかににじみ出る場合があります。
これを放置すると、外観や寸法精度に悪影響を与えるため、加工工程にバリ取りや面取り処理を加えることで対応します。
✅ 仕上げ加工に適した順序設計
全体の工程設計として、
ロー付け→熱処理(必要な場合)→仕上げ加工という順番が基本となります。
これにより、最終製品の品質を安定させることができます。
シオン製作所ならではの対応力
シオン製作所では、歯科医療をはじめとする医療機器精密部品の製造に対応し、
薄肉パイプの曲げ加工やロー付け・仕上げ加工の一貫対応が可能です。
特に、薄肉パイプの曲げ加工では、へしゃげや変形を防ぐためにマンドレルを使用した加工や、半田充填による曲げ加工も取り入れ、より高精度な仕上がりを実現しています。
また、滋賀県長浜市を拠点に全国からのご依頼に対応しており、遠方のお客様にも柔軟に対応できる体制を整えています。
まとめ:ロー付け後の仕上げ加工は「品質を左右する大事な工程」
ロー付けだけで完結せず、その後の仕上げ加工までを含めた製造体制こそが、部品の品質を決定づけます。
医療機器や産業機器といった、安全性・耐久性が問われる分野では、特に重要です。
シオン製作所では、機械加工からロー付け、仕上げ加工まで一貫して対応可能な体制で、図面段階からの技術相談も歓迎しています。
「この形状、ロー付け後に仕上げできるの?」
「公差を維持したまま接合したい」
そんなお悩みがあれば、ぜひご相談ください。
一つひとつのご相談に丁寧に対応いたします。お気軽にご連絡ください。
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